第35号 車椅子贈呈式 - アミューズメントフードホール ハローデイ

第35号 車椅子贈呈式

2011年11月26日
福岡県立宗像高校の家庭クラブ・環境委員・吹奏楽部の皆さまと、社会福祉法人ひかり福祉会 特別養護老人ホーム 宗像わかば苑を訪問し、車椅子を贈呈しました(ハローデイ宗像店)
第35号車椅子贈呈  宗像高校では環境委員を中心とした取組みの中でプルトップ収集活動を展開。また毎年この時期に「わかば苑」を訪問して演奏のプレゼントや部屋までの送迎などで交流を図っています。今回はこれに合わせて、日頃の活動で集められたプルトップを車椅子に換え、「わかば苑」に届けることになりました。今回、宗像高校の皆さまが集めて、ハローデイ宗像店に届けて下さったプルトップは、なんと83.3kg。缶飲料の本数にして、約16万7千本分です。車椅子1台を頂くのに必要な800kgの1割強もの量にあたり、全校で取り組む意識の高さが表れています。
第35号車椅子贈呈  贈呈式では、はじめに、ハローデイ宗像店の西村店長からハローデイグループが取り組む「プルトップ収集活動」について説明がありました。ポケットから取り出した空缶からプルトップをちぎり、「このプルトップが162万本必要です」と力説!贈呈証を読み上げ、吉田事務長に手渡しました。そして、環境委員長の手で車椅子が贈られ、わかば苑から宗像高校に感謝状を頂きました。このあと、宗像高校から音楽のプレゼントです。この日演奏した曲目は…もみじ、ふるさと、荒城の月 りんごの唄、この道、浜千鳥 春の小川、八十八夜、赤とんぼ、遠くに行きたい、…など、延々と続きました。
第35号車椅子贈呈  レパートリーの広さと懐の深さ、サービス精神に驚くばかりです。この日の演奏のためトラック1台を借り切り、全員の楽器を持ち込みました。また貸切バス1台に乗って集まった生徒さんの表情は、楽器を前にすると真剣そのものです。最後に全員が楽器を置き、コーラス部に変身!肩を揺らしながら素晴らしい歌声を披露すると、施設の皆さまも暫し聞き惚れてしまいました。そして、やがて手拍子が起き、皆が一体となって楽しみました。吹奏楽やコーラスなどの部活動を社会に活かす活動として行い、施設で暮らす方々に喜んで頂く工夫やサービス精神の高さは素晴らしいものでした。
第35号車椅子贈呈  贈呈式が終わり、それぞれの部屋に帰る皆さまを生徒さんが手押ししながらコミュニケーションを図ります。こうした地道な活動を継続している宗像高校ならではの暖かい時間をご一緒することができました。

 私たちハローデイグループでは、プルトップ収集活動を通じて地域の子供たちとお年寄りの絆を深め、相手を思いやる気持ちを大切に育む活動を行っています。今回参加して頂いた宗像高校の皆さま、ありがとうございます!