第19号 車椅子贈呈式 - アミューズメントフードホール ハローデイ

第19号 車椅子贈呈式

2010年 3月29日
熊本市立城南中学校の皆さまと、社会福祉法人寿量会 総合ケアサポートセンター天寿園さまに車椅子をお届けしました(熊本ハローデイ長嶺店)
第19号 車椅子贈呈式
3月29日(月)、さくら便りも聞こえる快晴の空の下、熊本市南部の奥古閑町にある社会福祉法人寿量会 総合ケアサポートセンター『天寿園』様に、第19号の車椅子をお届けしました。 熊本市内で「熊本機能病院」を中心に医療活動を行なう傍ら、リハビリや介護などケア全般に取り組んでいる寿量会。周囲を田んぼに囲まれたこの『天寿園』ではショートステイ・デイケア・リハビリ・クリニックと、多岐に亘ってカバーしています。広い通路を歩いていると、どこか総合病院のような清潔で整った、素晴らしい施設です。
第19号 車椅子贈呈式
先ず長嶺店の山田店長(現、さくらの森店長)が、ハローデイのプルトップ収集活動について説明を行いました。
 小さな子供からお年寄りまで、誰もが参加できて、目的は車椅子を贈ることではなく、「相手を思いやる気持ちの輪を広げること」。社員の間で始めた頃は、1台分の800kgを集めるのに3年半を要しましたが、現在はお取引先様や多くのお客様から善意が寄せられ、1~2ヶ月に1台のペースで車椅子と交換し、多くの施設に贈る事が出来るようになりました。
第19号 車椅子贈呈式
続いて、熊本市立城南中学校ISO委員会会長の松崎君から、学校で取り組んでいるエコ活動や環境・福祉活動について紹介がありました。今回のプルトップ収集もISO委員会が基軸となって集めたもので、生徒が自らこうした活動を行なっているそうです。
 そして松崎君の手で車椅子が渡されると、施設からは感謝の気持ちを花束にして贈られ、お互いに感謝の気持ちが通じ合いました。重ねて施設長の米満淑恵様から城南中学校に、感謝状が読上げられ、手渡されました。
第19号 車椅子贈呈式
続いて、城南中学校吹奏楽部の皆様による元気な演奏です。矢口史靖監督の映画「スィング・ガールズ」以来、女子中高生に人気の吹奏楽部ジャズですが、‘60年代を代表する超ポピュラーなビッグバンドジャズの名曲を、いとも簡単に演奏する彼女たちに、惜しみない拍手が送られたのは言うまでもありません。
 今回の曲は「水戸黄門」「暴れん坊将軍」そしてスィングジャズではお馴染みの「Swing Swing Swing」を演奏。最後に全員で「水戸黄門」を合唱して、楽しいひと時を過ごす事ができました。
第19号 車椅子贈呈式
最後に、参加した全員が揃って、車椅子を囲んでの記念撮影で締めくくりました。熊本の長閑(のどか)な昼下がり、こうして無事に第19号車椅子の贈呈式を(多少のハプニングもありつつ)終える事が出来ました。1個のプルトップから始まる人と人の温かいつながりは、ここ、熊本の地にもしっかり根付きました。城南中学校のISO委員会の皆様、ブラスバンド部の皆様、先生方、そして天寿園に暮らすおじいちゃんおばあちゃんや、ここで働く方々を通じて、我々ハローデイで働く全社員の「相手を思いやる心の輪」が更に広がることを願いながら。